おなかのカビをふやさないため、へらすために、食生活はとても大切です。

以下のようなことを心がけましょう。

甘いものを控える

かびの大好物である甘いものは、しばらく(1ヶ月ほど)控えましょう。甘いものを控えるのは、最初はちょっと大変かもしれませんが、かびを増殖を食い止められます。

2 炭水化物をへらす

甘いものだけでなく、パンや麺類なその炭水化物も、カビの好物でえさになります。特にい小麦を使ったものは、消化されにくいグルテンを含み、腸の炎症を起こすので腸にダメージを与えます。

小麦製品には砂糖と同じく中毒性があります、パンといっしょにとりやすい牛乳にも中毒性があり、こちらはカゼインという、やはり消化されにくいたんぱく質が含まれるので要注意です。

小麦・砂糖・牛乳は中毒性があることを覚えておき、避けるようにしましょう。

3 GMO(遺伝子組み換え)食品や添加物を避ける

GNO食品をとると、腸内細菌を大幅にへらし、結果的にカビの増殖を促してしまいます。おなかのカビをふやさないためだけでなく、健康を守るために、GMO食品はとってはいけないものなのです。

GMO食品とは動物や昆虫、ウイルス、細菌からの遺伝子を組み込むことによって、たんぱく質の構造を変え、害虫や農薬などに強くした作物や、それから作った食品のことです。

4 質のいいたんぱく質や新鮮な無農薬野菜をとる

遺伝子組み換えでない自然なえさを与えられた牛や豚や鶏の肉を選びましょう。卵は、同様の有精卵がお勧めです。

5 ローテーションを考えて食べる

毎日同じものを食べないことも大切です。好きで続けて食べたいものも、、3日に1度程度は空けましょう。できるだけバラエティにとんださまざまな食材をとりましょう。

6 カビの生じやすい食品を避ける

トウモロコシ、コーヒー、小麦、大麦、砂糖、ナッツ類、アルコール、チーズやバナナ、パイナップルといった外国産の果物などカビの発生しやすい食品は、できるだけ避けましょう。

体調が悪いからと、ビタミン・ミネラルの錠剤やサプリメントをやたらとるのはやめましょう。かえっておなかのカビのえさになります。栄養補給は基本的に食事の中でしていきましょう。

最後に

以上のような食事を、目安として3週間くらい行ってください。大部分の人は体調が回復するはずです。おなかの張りが改善し、曇っていた頭がすっきりするでしょう。頭痛が治るかもしれませんし、関節の痛みも改善するかもしれません。

参考書籍 

おなかのカビが病気の原因だった 葉子クリニック 内山葉子著