一定のペースで行う腕立て伏せが連続で10回以下しか出来なかった人に比べ、41回以上できた人では、その後10年間の心血管疾患などのリスクが96%も低くなっていました。(米インディアナ州内の18歳以上の男性消防士1562人を対象/米ハーバード大学の調査)

腕立て伏せの能力で、将来の心血管疾患のリスク予想ができる?

心肺持久力の簡便な指標として「腕立て伏せ」に注目

分析の結果腕立て伏せの回数が多い人ほど心血管疾患の危険因子(BMI、血圧、総コレステロール値、LDLコレステロール値、中性脂肪、血糖値)の数値が低いという関係がわかりました。

心筋梗塞や脳卒中に代表される心血管疾患は、世界各国で主な死因の1つになっています。

喫煙、高血圧、糖尿病などは心血管疾患のリスクを高める危険因子であり、反対に運動はリスクを低減することが知られています。

以前この記事に触発され、就寝前に40回「腕立て伏せ」を習慣にしました。

心臓が不定期に脈打つ不整脈が気になっていましたが、症状は全くなくなり効果を感じました。

将来の心疾患や二の腕のたるみが気になってる方は41回にこだわらず、出来るところから実行するのも良いと思います。

初心者は「膝つき腕立て伏せ」がおすすめです。

参考 「日経Gooday」2019/6/27

画像はmelosさまよりお借り