前回の投稿では慢性疲労症候群の原因や陥るメカニズムについて解説させていただきました。
今回のテーマは慢性疲労症候群になりやすい人の特徴です。
慢性疲労症候群になりやすい人の特徴
表現力が豊かで、周囲に温かさや明るさを感じさせるような特徴があります。
従順で協調性が高く、受身的で絶えず周囲に気兼ねし、その期待に応えようと努力する特徴があります。
「几帳面な人」「真面目な人」「正義感が強い人」などは慢性疲労症候群になりやすいと考えて特に注意が必要と言えます。
治療法が確立されていない慢性疲労症候群ですが、性格に起因する部分があることからも、精神的な休養は1つの予防法ともいえます。
こんな症状はありませんか?
- 微熱がある
- 頭痛がする、頭重感がある
- 筋肉や関節が痛い
- のどが痛い
- リンパ節が腫れている
- まぶしくて目がくらむ
- 疲れている
- 寝ても疲れがとれない
- ちょっとした動作ですぐに疲れる
- よく眠れない、または寝すぎてしまう
- 思考力や集中力が低下している
- 意欲がわかない
- ぼーっとすることがある
- 憂うつである
慢性疲労症候群を完治させるのは難しいのですが、生活習慣を見直し徐々に症状の改善を図っていくことが大切です。
-すぐに役立つ暮らしの健康情報-こんにちわ 2009年12月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載
次回は慢性疲労と病気、改善する生活習慣について投稿を予定しております。