1日に座っている時間が8時間以上だと死亡リスクが高くなる
世界20カ国で「1日に座っている時間」を調査したところ、日本は「平均8時間」と最も長く座っている国という結果が出ています。
早稲田大学スポーツ科学学術院教授・岡 浩一郎さんによると、1時間座り続けると余命が22分縮まるという研究結果があるそうです。
座り過ぎのリスク
座り過ぎのの結果により高血圧、糖尿病、肥満、骨粗鬆症、深部静脈血栓症 肺塞栓症の他、筋力の低下 ひざや腰、椎間板に負担がかかって、腰痛やヘルニアを引き起こします。
また、胃腸の機能が低下して便秘になったり、肺がうまくふくらまずに、呼吸が不充分になる恐れがあります。
子供の認知の発達の障害や老年層の認知症に影響を与える要因にもなります
国立がん研究センターが発表したデータによれば、座位時間が長いと、女性では肺がんや乳がん、男性ではすい臓がんのリスクが上がります。
なぜ座り過ぎが身体に影響を与えるか
身体の筋肉の70%は下肢に集中しています。
座ることで下肢の筋肉が動かないため、身体の最も大きい大腿の筋肉、第2の心臓と言われ血液を心臓に戻すふくらはぎの筋肉の働きが悪くなり、全身の血流や代謝機能を低下させてしまいます。
座り過ぎの解消法
解消法1 30分に1回立って、少し動く
解消法2 デスクの下でストレッチや筋トレ
解消法3 生活の中に立つタイミングを作る
解消法4 スタンディングデスクを使用
解消法5 座り心地の良くない椅子・立ちやすい椅子
さいごに
下肢の血流は、座り始めて30分で7割近くまで低下します。
座っての作業は30分に1度お茶を入れる、トイレに行くなど、1回3分程度立つことで血流をもとに戻しましょう。
参考サイト
テレ東プラス 肩こり、高血圧、糖尿病、認知症などリスクを防ぐ座り過ぎ解消法
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