あくまで介護の現場での実感ですが、前に出た頭位置を戻す「スマホ首」のエクササイズをしたら、頻脈と嚥下のトラブルが同時に改善しました。
やり方
高齢の父親を介護していますが、筋力の低下により現代人の「スマホ首」状態になっていました
脈拍も普段で1分間で80後半から90前半少し歩いただけで110近くまで上がり、本人は、出歩くのも体力が持たない状態でした。
食事の嚥下障害も咳き込みがだんだんとひどくなり、食べたものをプッとふきだすことも増えてきていました。
食事時の「頭位置が極端に前に出た」状態が気になり「ヨガジャーナル」さんのサイトのエクササイズを思いだして父親に毎朝10回ずつしてもらいました。
頭位置が極端に前に出ると重い頭を支える首の筋肉が緊張して血管(頸動脈や内頸静脈)を圧迫します。
血管が圧迫され脳への血流が少なくなると、心臓は急いで血流を上げようと頻脈になります。
心臓の負荷が大きくなることによる不整脈、脳圧が上がることにより脳血管疾患のリスクが高まります。
普段の姿勢が健康寿命を縮め、QOL(生活の質)に大きく影響することを実感しました。
*内容は個人の感想です。誤嚥や嚥下障害、頻脈については適切な医療機関の受診をおすすめいたします。
カンタン!寝ながらできる「前に出た頭位置を戻す方法」ヨガジャーナルオンラインより